[6月18日開催 ] 新人研修 「米国特許における注目すべき最近の判決」のご案内

拝啓、時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

米国特許出願に携わる先生方は非常に多いと思いますが、米国の特許法は、日本の特許法と異なる点が多く、しかも、米国は日本と異なり判例法の国です。様々な判例に基づいて米国の特許法、その考え方を理解することは非常に重要です。判例の解釈には色々ありますが、例えば米国特許庁審査マニュアル(MPEP)に、様々な判例に対する米国特許庁の解釈が述べられおり、米国特許審査の基準とされています。

そこで本研修では、米国ワシントンD.C.弁護士であるSnyder, Clark, Lesch & Chung, LLPの前川有希子先生を講師にお招きし、米国特許実務を行う上で知っておきたい最近の重要判例について、その背景となる特許法、施行規則、MPEPの説明も絡めながら、紹介・解説していただくことといたしました。本研修では、特に、101条の特許保護対象関連(Bilski最高裁判決、それ以降)と、103条の非自明性関連(KSR最高裁判決、それ以降)を中心に、IDS関連(Therasense事件CAFC en banc判決など)についてお話いただく予定です。

米国特許法の理解を深める貴重な機会になると思いますので、みなさま奮ってご参加ください。

本研修は、平成23年度合格者でいずれの会派にも属していない方、また他会派の方にも広くご参加いただけます。この案内が届かない合格者をご存知の方は、ぜひ本研修をご紹介ください。

なお、本研修は継続研修の業務研修(選択科目)において、所定の条件により2単位が付与される予定です。中座、早退、15分以上の遅刻、の場合は単位が認められませんのでご注意ください。

本研修に参加ご希望の方は、6月11日(月)までに、次のウェブサイトからお申し込みください: 

敬具
【記】
テーマ: 米国特許における注目すべき最近の判決
       ~実務に与える影響も含めて~
講 師: 前川有希子先生(Snyder, Clark, Lesch & Chung, LLP)
日 時: 2012年6月18日(月)
受付 6:00pmより 講演 6:30pm~8:40pm
場 所: 弁理士会館 3階C-F会議室
会 費: ・平成23年度合格者でいずれの会派にも属していない方
 → 研修: 無料 懇親会: 2000円
・グリーンPA会員
 → 研修: 無料 懇親会: 2000円
・PA会会員
 → 研修: 2000円 懇親会: 3000円
・PA会会員以外の弁理士会会員
 → 研修: 2000円 懇親会: 5000円

その他:食事は用意いたしませんので、各自でおとりください。また、研修終了後には懇親会を行います。こちらにもぜひ、ご参加下さい。

本研修に関するお問い合わせ等はpa2012seminar@gmail.comまでご連絡ください。

以上

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