平成24年度PA会新人研修(第2回)のご報告

平成24年5月14日(月)に、弁理士会館2階A/B会議室において、第2回新人研修を開催しました。

本研修は、政策研究大学院大学准教授の隅藏康一先生を講師にお招きして、「バイオ特許の最新動向」と題するテーマでご講義をしていただきました。

ご講義においては、iPS細胞などの幹細胞をめぐる特許の動向、遺伝子特許に関する最近の問題点、特許の活用・流通に関する動向、大学の発明の活用についてのテーマについてお話しいただきました。専門的知識を踏まえての幹細胞に関する特許の成立過程や、バイオ分野でも最近になって動きを見せ始めた技術標準などの興味深い最新の話題について、分かりやすく解説していただきました。

本研修は、特定の技術分野にテーマを絞る珍しい試みとなりました。バイオ系の知財に従事されている先生方を中心にお集まりになり、熱心に聴講していただきました。参加者には研究機関に勤めていらっしゃる先生方が多かったことも、本研修の特色となりました。

研修終了後には、隅藏先生、参加者及びスタッフによる懇親会が開かれ、交流を深めることができました。

以上

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