平成24年度PA会新人研修(第8回)のご報告

平成24年9月14日(金)に、(東京)弁理士会館 地下AB会議室において、第8回新人研修を開催しました。同講演は、TV会議システムを通じて、(名古屋)東海支部室会議室にも中継されました。

本研修では、特許情報調査や鑑定等を専門とする特許事務所である、角田特許事務所 所長・弁理士の角田 朗先生を講師にお招きして、「特許情報調査」をテーマにご講義を頂きました。

ご講義では、特許情報調査の基礎的事項として、特許分類(IPC、FIやFタームなどの特徴)、キーワードの選択等について解説を頂いた後、出願前の先行技術調査、侵害予防調査等に加え、弁理士が強みを発揮できる調査分野である、進歩性判断(論理づけ)を踏まえた特許調査について、直近の判例や審査事例に関連する豊富な事例を交えてご紹介頂きました。また、近年、調査の重要度が高まっている外国特許データベースについてもご紹介を頂きました。特に、スライドが100頁超と内容豊富でありながら、大変分かりやすく、実践的な研修内容であり、参加者のベテラン弁理士の方からも大変にご好評を頂くことができました。

本研修には、東京・名古屋合わせて70名近くの先生方にご参加いただき盛大に開催することができました。研修終了後の懇親会(東京)には、講師の角田先生や、飛び入りで参加された先生方を含め16名の参加者及びスタッフが集まり、交流を深めることができました。また、研修終了後の懇親会(名古屋)では、参加者及びスタッフ合計6名が集まり、お互いの調査実務について意見交換を行いつつ、楽しい時間を過ごすことができました。

以上

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