研修報告:PA会国際研修第1回「情報化社会における知的財産訴訟-欧米日比較」

 令和4年5月9日(月曜)に、ウェビナー形式で、第1回国際研修を開催致しました。本研修には、60名の先生方にご参加頂きました。

 本研修では、ワシントン大学ロースクール教授、慶應義塾大学大学院法務研究科教授 竹中俊子先生を講師にお招きし、「情報化社会における知的財産訴訟 -欧米日比較-」と題してご講演いただきました。

 本研修では、アメリカ知財制度、欧州知財制度を説明いただくとともに、アメリカ裁判所制度のもとでのディスカバリー、陪審による審理、水際取締対策、そして、EU 裁判所制度、ドイツ裁判所制度にも言及していただきました。欧州のユニタリーパテントの最新情報や、教科書では知ることができない訴訟の裏事情などを、統計データに基づきわかりやすく解説いただきました。

 さらに、アメリカ、EU、ドイツでの標準必須特許(SEPs)訴訟について、その経過や今後の課題や展望についても学ぶことができました。

竹中先生、大変有意義な研修をありがとうございました。

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