［9月14日開催］ 新人研修 「特許情報調査」のご案内

拝啓、時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

特許出願前の公知例調査、他社特許の無効化資料の収集、知財戦略の導出等の局面において、特許情報調査の精度の優劣は、出願等の最終的な結果を左右するほどの重要な要素となります。特に、特許情報（事実）に基づいて法的な判断や見解を導く立場にある弁理士にとって、特許情報調査の精度が高いほど、より質の高い業務を行えることが期待できます。

しかしながら、各国の特許情報データベースが整備され、多くの企業、特許事務所等で利用可能になる一方、特許情報調査は調査実務の経験者であっても適切な結果を得られない場合があり、実務者にとって思わぬ検索漏れを生じやすい点など、難しい分野の一つであります。

そこで今回の新人研修セミナーでは、当該分野における調査実務に熟達された弁理士である、角田特許事務所の角田朗先生を講師にお招きし、「特許情報調査」と題してご講演いただくことといたしました。

本研修では、特許情報検索に用いる各種の特許分類やキーワードの選択、検索集合の作成などを、実務的な注意点を交えて解説した上で、組成物、食品、日用品といった化学系・構造系を中心に、その場で理解しやすい事例を用いた調査方法に関して、法的な判断手法も交えたご講義を頂く予定です。

多くの方にとって今後の業務に役立つ研修となるものと思いますので、ぜひこの機会にご聴講ください。本研修は、Ｈ２３年度合格者でいずれの会派にも属していない方、また他会派の方にも広くご参加いただけます。

また、本研修は、弁理士会東海支部にＴＶ会議システムを用いて中継いたしますので、東海地区でご活躍されている先生方も、ふるってご参加下さい。

なお、本研修は継続研修の業務研修（選択科目）において、所定の条件により２単位が付与される予定です。中座、早退、１５分以上の遅刻、の場合は単位が認められませんので、ご注意ください。

本研修に参加ご希望の方は、9月7日（金）までに、次のウェブサイトからお申し込みください：　

その他：食事は用意いたしませんので、各自でおとりください。また、研修終了後には懇親会を行います。こちらにもぜひ、ご参加下さい。

本研修に関するお問い合わせ等はpa2012seminar@gmail.comまでご連絡ください。

以上