研修報告:PA会一般研修第2回「最近の知財に関する判例について」

 令和4年8月4日(木)に、ウェビナー形式で、第2回一般研修を開催致しました。本研修には、64名の先生方にご参加頂きました。

 本研修では、萩原康司先生を講師にお招きし、「最近の知財に関する判例について」と題してご講演いただきました。

 前半は、主に記載要件について争われた6件の判例について、裁判の流れや争点などをご説明いただきました。明確性要件、サポート要件が争点となった判例については、逆の結論となった2件について、どの部分が結論の差につながったと考えられるのか、実務上参考にしやすい解説が行われました。

 後半は、萩原先生のご講演の内容を踏まえ、クラシエホールディングス株式会社の生塩智邦先生の司会により、萩原先生のほか、TMI総合法律事務所の稲葉良幸先生、プライムワークス国際特許事務所の長谷川綱樹先生、杉村バンコク特許法律事務所の杉村光嗣先生、オンコリスバイオファーマ株式会社の田中有希でパネルディスカッションを行い、さらに商標をご専門とする長谷川先生による商標についての注目判例についてもご紹介いただきました。

コメントは停止中です。