研修報告:第3回一般研修「特許に関する2020年の裁判例の紹介」

令和3年1月19日(火)に、窪田法律事務所の弁護士・弁理士 今井優仁先生を講師にお招きし、「特許に関する2020年の裁判例の紹介」と題してウェビナー形式で研修を開催致しました。

2020年に判決が出された10件の裁判例について、争点や裁判所の判断などを豊富な図表や内外の関連する裁判例などを用いて解説いただきました。解説の内容は、進歩性判断、記載要件、補正、間接侵害、「試験又は研究」該当性、特102条1項・2項などに関するもので実務上たいへん参考になるものでした。

講義中には講師の先生から設問が出され、受講者がオンライン上で回答し、回答について先生がコメントを出されるというように、臨場感のある研修となりました。

本研修には、新人の方からベテランの方まで70名近い先生方にご参加頂きました。参加者からは、幅広く裁判例を紹介頂いた、解説が具体的で分かりやすかった、密度の濃い研修である等のご評価をいただき大変有意義な研修となりました。

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