[12月14日開催]第4回国際研修セミナー 「グローバルな特許侵害訴訟の最新動向-日独米の比較から」

今回は竹中俊子先生のセミナーです。

特許侵害訴訟の主戦場は、世界の主要な企業が多くの権利を保有する米国および欧州です。米国の特許侵害訴訟の動向に注目が集まるのは勿論ですが、現在、欧州では、欧州単一特許制度及び統一特許裁判所制度の運用開始が近づく中、権利が一本化されることによる権利消滅のリスク等のデメリットが懸念されています。また、昨今では、欧州特許出願から、欧州の主要国の中でも原告勝訴率が圧倒的に高いドイツ出願へと切り替える企業が増加しております。そのため、ドイツでの特許権取得および特許侵害訴訟が世界的にも注目され、重要視されております。

そこで、今回の国際研修セミナーでは、ワシントン大学ロースクールおよび慶應義塾大学大学院法務研究科教授の竹中俊子先生を講師にお招きし、「グローバルな特許侵害訴訟の最新状況-日独米の比較から」と題して講演いただくことに致しました。

本研修では、日独米の訴訟手続、訴訟におけるクレーム解釈や均等論の適用の比較をご説明頂きます。また、ドイツ高裁、最高裁における最近の均等論の制限やSEP(標準必須特許)に関する判決等を日米と比較して詳細に紹介していただく予定であり、比較知的財産法をご専門とされる竹中先生ならではのお話が伺えると思います。

事務所に勤務される先生方にとっても、企業に勤務される先生方にとっても、グローバルな特許侵害訴訟の最新動向を把握する上で有用な研修となるかと存じます。

本研修は、弁理士試験合格者、又は日本弁理士会会員の方であれば広くご参加いただけます。この案内が届かない参加対象者をご存知の方は、ぜひ本研修をご紹介ください。

また、この研修は、日本弁理士会の継続研修として申請中です。この研修を受講し、所定の申請をすると、外部機関研修として2単位が付与される予定です。中座、早退、15分以上の遅刻、の場合は単位が認められませんのでご注意ください。

本研修に参加ご希望の方は、12月7日(木)までに、次のウェブサイトからお申し込みください。

https://www.pa-kai.net/seminar_tokyo1.html

【記】

テーマ: 「グローバルな特許侵害訴訟の最新動向-日独米の比較から」
講 師: 竹中 俊子 先生(ワシントン大学ロースクール・慶應義塾大学大学院法務研究科教授)
日 時: 2017年12月14日(木) 受付6:00pmより 講演6:30pm~8:40pm
場 所: (東京) 商工会館 6階G会議室(弁理士会館と同じ建物です。)
会 費: ・平成28年度合格者でいずれの会派にも属していない方
 → 研修: 無料 懇親会: 2000円
・グリーンPA会員
 → 研修: 無料 懇親会: 2000円
・PA会会員
 → 研修: 2000円 懇親会: 3000円
・PA会会員以外の弁理士会会員
 → 研修: 3000円 懇親会: 4000円
・平成27年度以前の合格者で弁理士登録をされていない方
 → 研修: 3000円 懇親会: 4000円

その他:

食事は用意いたしませんので、各自でおとりください。また、研修終了後には懇親会を行います。こちらにもぜひ、ご参加下さい。

本研修に関してお問い合わせいただく場合及び研修の申込をキャンセルされる場合は、pakai2017seminar@gmail.comまでご連絡ください。懇親会の申込をキャンセルされる場合についても同様にご連絡いただきますようお願いします。

以上

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