平成26年度PA会新人研修(第1回)ご報告

商標実務において、最新の判例から新しい判断傾向を理解することは非常に重要です。本研修は、2013年に出された商標関連裁判例を概観し、最新の判断傾向を確認するというもので、毎年好評を頂いています。

講師には、例年どおり、商標関連事件等に関する訴訟経験が豊富なTMI総合法律事務所の佐藤俊司先生をお迎えして、2013年に出された商標の裁判例を網羅的に解説しつつ、重要判決をピックアップしてご紹介いただきました。

講義では、商標裁判例を拒絶理由毎に分類し、重要判決については、近年の関連判決にも言及しながら、その内容をご説明いただきました。

新人研修ということもあり、特許を専門とされている先生方も多かったのですが、佐藤先生に多数の判決について要点をコンパクトにまとめて解説していただいたので、今回の研修は、参加者にとって、判例のエッセンスを吸収するには最適な形式だったのではないかと思います。

研修には多数の参加者が集まり、盛況の中で終了致しました。また、研修終了後に行われた懇親会には、講師の先生方を含め多くの受講生が参加し、閉店の知らせが来るまで交流を深めていました。

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