平成25年度PA会国際研修(第3回)のご報告

平成25年7月4日に、レクシア特許法律事務所の立花顕治先生を講師にお招きして、第3回国際研修「日米欧中の特許制度の比較と、それを踏まえた審査対応実務」を開催いたしました。本セミナーは、新規合格者からベテランまで60名を超える先生方に御参加いただく盛況ぶりとなりました。

本セミナーでは、外国出願の主要国である米国、欧州、中国にて権利化を図る際の、各国間での制度の違いを踏まえたオフィスアクションの対応方法について解説いただきました。また、コスト抑制策の観点から、不要なオフィスアクションの削減や、代理人費用の削減などについても解説いただきました。

とりわけ、翻訳文の基礎となる日本語明細書の記載の重要性や、各国間の制度の違いを踏まえた現地代理人への適切な指示書の作成の重要性について、立花先生ご自身の経験を通して得られた知見を交えつつ御講演いただきました。講義内容が極めて実務的であったため、今後の日々の業務に大いに活かせるものと思います。

セミナー後に行われた懇親会では、講師の立花先生をはじめ多くの受講生が参加され、ざっくばらんな雰囲気で、交流を深めていました。

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