研修報告:第1回一般研修「店舗の外観・内装、営業方法の保護にみる知的財産法の交錯領域」

平成30年6月25日(月)に、弁理士会館地階A・B会議室において、第1回一般研修を開催しました。本研修には50名近くの先生方にご参加頂き、大変盛況な研修となりました。

講師には、北海道大学大学院法学研究科教授の田村善之先生を講師にお招きし、「店舗の外観・内装、営業方法の保護にみる知的財産法の交錯領域」と題してご講演いただきました。

本研修では、いわゆるコメダ珈琲店事件の事案を超えて、応用美術の保護、技術的形態除外説、立体商標等についての裁判例などにも触れながら、店舗の外観、内装、営業方法に関して、不正競争防止法に加えて、意匠権、著作権、商標等の知的財産法及び一般不法行為法による保護の可否につき解説していただきました。ご参加いただいた方々にとって大変有意義な研修となったと感じております。

研修終了後の懇親会では、12名の先生にご参加頂き、楽しく交流を深めることができました。

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