研修報告:下町ロケットに見る、中小企業の知財の戦略/実務

平成28年3月18日(金)に、第1回一般研修「下町ロケットに見る、中小企業の知財の戦略/実務」を開催致しました。本研修には、約100名の先生方にご参加いただきました。

本研修の前半では、小説「下町ロケット」に登場する神谷弁護士のモデルになった弁護士・弁理士の鮫島正洋先生からご講演をいただき、テレビドラマの脚本を監修されたご経験も交えながら、中小企業の知財戦略のあり方について解説していただきました。「ニッチトップ」、「知財金融」等のキーワードを交え、成功企業の具体例を挙げながら、ポイントを分かり易く解説していただくと共に、中小企業のとがった技術をいち早く実用化に結びつける「新市場創造型標準化制度」についてもご紹介いただきました。

研修の後半では、中小企業の知財支援の経験豊富な、弁理士の渡邉敬介先生と福田伸一先生に加わっていただき、パネルディスカッション形式で中小企業の知財戦略について議論していただきました。中小企業における知的財産の創出及び権利取得を活性化するための方策ついてご経験を踏まえた説得力のあるご意見をいただきました。また、会場からの質問に対しても多様な視点からご回答をいただき、参加された方々にとっても有意義な研修になったことと存じます。

また、研修後に行われた懇親会には40名以上の先生にご参加いただき、終始打ち解けた雰囲気で交流を深めることができました。

鮫島正洋先生

鮫島正洋先生


渡邉敬介先生

渡邉敬介先生


福田伸一先生

福田伸一先生

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