[3月10日開催]第１回国際研修「マドリッド制度の戦略的活用」のご案内

今回は、マドリッド制度についてのセミナーをご用意しました。ぜひこの機会をご活用ください。

マドリッド協定の議定書による標章の国際登録制度（マドリッド制度）は、外国での商標保護の確立を支援するための出願システムであると同時に、一括更新を通じて国際的な商標管理を支援する制度として、現在、90カ国以上の加盟国で利用され、年間4万件以上の国際出願があります。日本からも年間2,000件以上の国際登録出願があり、中国、韓国、アメリカ、ＥＵ、シンガポールなど多様な地域での商標保護に活用されています。マドリッド制度を活用することで、権利取得時の費用の削減だけでなく、中長期的な商標管理費用の節約にもつながるメリットがあるとされております。

そこで、今回のセミナーでは、世界知的所有権機関（WIPO）日本事務所の吉岡めぐみ先生を講師にお招きし、「マドリッド制度の戦略的活用」と題しまして、マドリッド制度の手続きに関する実務のポイントや、WIPOが無料で提供しているオンラインツールの使用方法等について、J-PlatPat等、他の機関等が提供しているツールとの違い等にも言及しながら、ご紹介いただきます。

すでにマドリッド制度を利用していただいている方はもちろん、今後マドリッド制度の利用を検討される方にとっても、実務の中で直接活かせる実践的な知識を得る良い機会になることと存じます。皆様お誘い合わせの上、奮ってご参加下さい。

本研修は、平成２７年度合格者、平成２６年度以前の合格者でいずれの会派にも属していない方、また他会派の方にも広くご参加いただけます。この案内が届かない合格者をご存知の方は、ぜひ本研修をご紹介ください。

なお、本研修は継続研修の業務研修（選択科目）において、所定の条件により２単位が付与される予定です。中座、早退、１５分以上の遅刻、の場合は単位が認められませんのでご注意ください。

本研修に参加ご希望の方は、３月３日（木）までに、次のウェブサイトからお申し込みください。

https://www.pa-kai.net/seminar_tokyo1.html

【記】

その他：

食事は用意いたしませんので、各自でおとりください。また、研修終了後には懇親会を行います。こちらにもぜひ、ご参加下さい。

本研修に関するお問い合わせ等はpa2016seminar@gmail.comまでご連絡ください。

以上