［2月27日開催］ 新人研修「わが国の知的財産権法を取り巻く国際的な環境について ～ＴＰＰ交渉でみられる近年の特徴～」のご案内

拝啓、時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

従来の産業財産権法の改正は、主に、わが国の国内問題を解決することを目的とした法改正と、条約など他国との調和を目的とした法改正に分類できます。特に、近年では、後者の議論が活発になっており、条約を含めて国際的な動きの中でわが国の産業財産権法をみる視点が不可欠となっています。

たとえば、報道されているように、大詰めを迎えているTPP交渉でも知的財産に関する分野も含まれており、交渉の結果によっては、知的財産の分野でも、わが国の法改正が必要になる等の影響があります。

また、国際的な議論も、WTOなどの従来のような大規模の国際貿易ルールの条約を作る交渉による時代が終わり、従来より小さい規模である地域的な経済連携として交渉による時代に変わりました。これは、知的財産の分野における交渉において、パリプラスアプローチからTRIPSプラスアプローチへの変化となって現われています。

そこで今回の研修セミナーでは、わが国の知的財産権法を取り巻く条約や経済交渉などの国際的な環境について、「わが国の知的財産権法を取り巻く国際的な環境について～TPP交渉でみられる近年の特徴～」と題して、ご講演いただくことといたしました。本研修では、交渉の大詰めであるTPP交渉の交渉状況についても、交渉状況やその特徴などを取り扱っていただく予定です。

今回の研修は新人研修というかたちではありますが、ベテランの先生方にもぜひご参加をお勧めします。また、平成２５年度合格者、平成２４年度以前の合格者でいずれの会派にも属していない方、また他会派の方にも広くご参加いただけます。この案内が届かない合格者をご存知の方は、ぜひ本研修をご紹介ください。

なお、本研修は継続研修の対象外であり、受講しても継続研修の単位が付与されませんので、あらかじめご注意ください。

本研修に参加ご希望の方は、2月21日（金）までに、次のウェブサイトからお申し込みください：　

その他：食事は用意いたしませんので、各自でおとりください。また、研修終了後には懇親会を行います。こちらにもぜひ、ご参加下さい。

本研修に関するお問い合わせ等はpa2013seminar@gmail.comまでご連絡ください。

以上