平成25年度PA会新人研修(第2回)のご報告

平成25年6月6日に、毎年恒例の商標演習を今年も実施しました。本年も、毎年御担当頂いている押本先生、古関先生、神林先生の3先生に加えて、加藤ちあき先生にもご担当頂き、4つのグループに分かれてディスカッションを行いました。先生方の司会進行の元、ディスカッション形式で各事案の類否判断及びその理由について議論していただきました。本年は昨年度合格した先生方に多数ご参加頂き、30名を超えるメンバーでの開催となりました。

題材となったのは近年の審決事例4件で、いずれも類否判断に迷うケースばかりでした。

各グループの議論が終わった後、グループ毎の類否判断結果と意見の発表が行われました。本年は、題材を事前に配布せずにその場で考えて頂いたこともあり、グループ内で類否の意見が分かれる事例が多く見られました。

各グループの発表後、講師の先生方より講評を頂きました。この研修を通して、参加者の方々は、他の参加者の意見から気がつかなかった着眼点を見つけたり、講師から長年の経験に基づいたアドバイスを受けたりと、実りの多い研修となったものと思われます。また、講師の先生方による資料も、実務に役立つものであり、有益な研修になったと思われます。

このように、研修は盛況の中で終了いたしました。研修終了後に行われた懇親会には、講師の先生方を含め多くの受講生が参加し、閉店の知らせがくるまで交流を深めていました。

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