[5月15日開催] 第1回 国際研修 「中国特許実務 -補正要件及び審査基準最新改訂の解説-」

拝啓、時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、特許実務の補正要件は、各国によって判断基準がかなり異なり、特に近年の中国では当初明細書に文章で記載される内容ではない限り、中々認められないと言われるほど厳しいです。そのため、中国では補正要件違反は、各企業が本当に欲しい権利を諦めざるを得ない要因の一つとなっており、実務家にとっても、無視してはいけない存在となってきています。

一方、中国の国家知識産権局(SIPO)より発表されたデータによれば、2016年にSIPOが受理した特許出願件数は前年比で21.5%増加し、133万9000件に上っております。これは、我が国の特許出願件数(32万4,748件)の実に4倍以上の数となります。SIPO自身、出願内容の質では未だ課題があることを認めており、法改正や審査基準の改訂といった中国特許実務の変化は今後も目が離せない状況が続くと予想されます。

そこで今回の研修では、中国専利士の譚粟元先生を講師にお招きし、中国特許実務の補正要件について、特に日本の特許実務との違いに着目してご講演いただきます。また、本年4月1日から施行された最新の審査指南改訂のポイントについても、ご解説いただきます。譚先生は日中両国の特許事務所で実務経験を有しており、日本の特許事務所が抱える中国特許出願に対するリスクや課題についてわかりやすく解説していただけるものと思います。

本研修は、平成28年度合格者、平成27年度以前の合格者でいずれの会派にも属していない方、また他会派の方にも広くご参加いただけます。この案内が届かない合格者をご存知の方は、ぜひ本研修をご紹介ください。

なお、この研修は、日本弁理士会の継続研修として申請中です。この研修を受講し、所定の申請をすると、外部機関研修として2単位が付与される予定です。中座、早退、15分以上の遅刻、の場合は単位が認められませんのでご注意ください。

敬具

本研修に参加ご希望の方は、5月8日(月)までに、次のウェブサイトからお申し込みください。

http://www.pa-kai.net/seminar_tokyo1.html

【記】

テーマ: 「中国特許実務 -補正要件及び審査基準最新改訂の解説-」
講 師: 中国弁理士 譚 粟元 先生
日 時: 2017年5月15日(月) 受付6:00pmより 講演6:30pm~8:40pm
場 所: 弁理士会館2階AB会議室
会 費: ・平成28年度合格者でいずれの会派にも属していない方
 → 研修: 無料 懇親会: 2000円
・グリーンPA会員
 → 研修: 無料 懇親会: 2000円
・PA会会員
 → 研修: 2000円 懇親会: 3000円
・PA会会員以外の弁理士会会員
 → 研修: 3000円 懇親会: 4000円
・平成27年度以前の合格者で弁理士登録をされていない方
 → 研修: 3000円 懇親会: 4000円

その他:
食事は用意いたしませんので、各自でおとりください。また、研修終了後には懇親会を行います。こちらにもぜひ、ご参加下さい。
本研修に関してお問い合わせいただく場合及び研修の申込をキャンセルされる場合は、pakai2017seminar@gmail.comまでご連絡ください。懇親会の申込をキャンセルされる場合についても同様にご連絡いただきますようお願いします。

以上


幹事長就任のご挨拶


幹事長就任のご挨拶

高橋 雅和


平成29年1月1日をもちまして、本年度のPA会幹事長に就任致しました高橋雅和です。微力ではありますが、精一杯役目を果たしたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

PA会は、会員相互の親睦及び福利の増進を図ると共に日本弁理士会の円滑なる活動に寄与し弁理士業務の進歩拡充を図ることを目的とする団体であり(会則2条)、大正11年(1922年)発足以来95年という長い歴史と伝統に支えられてきました。昨年、会員数は1000名を超えるに至り、会派としては最大級の規模を誇っています。そのため、PA会は、単に親睦団体というだけでなく、日本弁理士会を支える会派としても非常に重要な役割を担っており、これまで、長年に亘り日本弁理士会の役員・委員を多数輩出し、日本弁理士会の会務に対して多くの貢献をし続けてきました。

昨年には次期弁理士会会長選挙が行われましたが、この会長選挙においては、PA会より渡辺敬介が立候補し、PA会の皆さまには多大なるご支援とご協力をいただきました。心より、感謝申し上げます。激しい選挙となりましたが、皆さまのご支援により見事に渡辺敬介が当選致しました。そして、渡邊敬介次期会長を支えるべく、当クラブ所属の本多敬子、渡辺伸一が日本弁理士会副会長としてご就任されます。PA会としましては、平成29年度より始動する渡辺体制を全力で支えることとなります。昨年以上に、皆さまの協力が必要になることもあるかとは思いますが、弁理士の発展、ひいては日本の知財の発展のためにも、ご支援・ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い致します。

また、PA会としては、親睦団体として、事務所や企業の枠を超えた弁理士同士の交流の場として機能することを目指すべく、本年も、以下の点に力を入れてまいります。

1.充実した研修

PA会は、充実した質の高い研修を実施する会派として知られています。研修後に講師の先生を交えての懇親会もあり、知り合いも多く作ることができます。PA会に入会する新人会員の中には、PA会主催の研修に参加し、その内容の濃い研修に魅せられて、PA会に参加する方々も多くおります。今年も、質の高い研修を打ち出し、多くの皆様方の研鑽の場としてご利用いただけるよう企画していく所存です。

2.各種イベントの実施

PA会は、会員の親睦を深めるためのイベントが多いことでも有名であり、若手会員とベテラン会員の交流と場として、特に重要です。昨年も、餅つき大会、弁理士登録祝賀会、旅行会、マッチングパーティ、スポーツ観戦会(野球)、バーベーキュー大会、ホースレース観戦ツアー、クリスマスパーティ、忘年会(新規合格者をご招待)など多くのイベントが開催されました。本年も、皆さまが楽しんで頂けるような企画を実施していく予定でおります。

3.活発な同好会

PA会では、多くの同好会が活発に活動しています。ゴルフ同好会、麻雀同好会、テニス同好会、スキー同好会、ボウリング同好会、アウトドア同好会、囲碁同好会、野球同好会、フットサル同好会、音楽同好会、ランニング同好会などが活動中です。いずれの同好会も、当ホームページで活動報告を見ることができます。ご興味ありましたら、是非ご参加いただければと存じます。

最後に、今年は、PA会のさらなる発展に向けて、必要な改革を行いたいとも考えております。そのため、皆様方には、これまで以上に積極的な参加をお願いするとともに、ご指導、ご鞭撻を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。


研修報告:国際研修第4回「グローバルな特許侵害訴訟の最新状況と今後の知財マネジメント」

平成28年12月5日(月)に、第4回国際研修「グローバルな特許侵害訴訟の最新状況と今後の知財マネジメント」を開催しました。本研修には、50名以上の先生方にご参加頂き、大変盛況な研修となりました。

講師には、セミナー前半は、昨年秋まで、ソニー株式会社の知財センター長として、世界を相手に陣頭指揮をとられた守屋文彦先生(KIT虎ノ門大学院・客員教授)をお招きしました。セミナー後半は、ソニーの事業本部や知財センターでの経験を有し、現在は、PA会国際研修部門部会長として本研修を企画する杉村萬国特許事務所の弁理士の粟野晴夫が務めました。

本研修の前半では、欧米と日本の特許侵害訴訟に関し、地裁一審訴訟の費用、特許権者の勝訴率、無効審判等における特許権の無効率等の定量的な具体的比較データに基づいて、各国における特徴を説明頂きました。また、パテントトロールに関して、投資信託と言う金融商品としての特徴を始め、係争件数が、2016年は実質2009年並みになってきていることや、Wi-Fi特許訴訟の被告会社、PTAB提起件数や特許ディフェンスファンド等の最近の動向について、実際に企業知財のトップを務められた経験を基に、説得力ある説明をして頂きました。

本研修の後半では、知財権をビジネス構築の武器として活用することに関し、オープンイノベーションとプラットフォームビジネスの観点から、講師の経験したビジネス事例をもとに説明がなされました。知財権は、特許侵害訴訟で戦ったり、ロイヤリティ収入を得たりする活用も大切ですが、知財権がビジネスそのものに貢献することは、特に重要なことの一つです。特許権、商標権と意匠権を基に、プラットフォームを創造し、そのプラットフォームを進化させていくことで、次世代のビジネスを構築し、継続的に収益をあげていく方法が解説されました。

研修終了後の懇親会では、講師の先生を含め18名の先生にご参加頂き、和やかな雰囲気で交流を深めることができました。講師の先生方と、講演内容について、さらに討論をされる先生方もいらっしゃり、実際の企業知財の最前線にいらした講師の先生方との話し合いは、とても実り多いものであったようです。参加者の先生からは、来年も同様の研修を強く希望される声もあり、多くを学ぶことができた研修となりました。


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